2015.10.27
美肌成分の代表格・コラーゲン。もっと効率的に吸収させるその方法とは?
美肌を作る成分の代表格といえば、そう「コラーゲン」。皆さんも粉末やドリンクでコラーゲンを飲んでいませんか?でも、それよりももっと簡単で手軽、しかも効果的なコラーゲンの摂り方があるんです!
コラーゲンを飲んでいるあなた!本当に、それって体内に吸収されてる?
まずは、身体の中に存在するコラーゲンの説明をしましょう。
身体の中に存在するコラーゲンは約40%皮膚に存在し、そのうち真皮(表皮と皮下組織の間にある皮膚の層)の70%をもコラーゲンが占めています。ですから美肌を目指すには、コラーゲンは大切な成分です。
コラーゲンに限らずですが、物質は「分子」でできています。
ですが、この分子が大きいと体内になかなか吸収されにくいのです。
たとえば、肌の場合、肌から吸収される分子の大きさは「3,000」以下ですが、コラーゲンの分子量は約600,000と、200倍も大きいので肌から吸収されることはないのです。
その為、体内から摂取するコラーゲンが主流となってきたわけですが、コラーゲン自体が体内でそのまま吸収される訳ではありません。
コラーゲンは、一度アミノ酸やペプチド(アミノ酸が2~3個結合したもの)などの小さい分子に分解されてから体内へと吸収されるのです。
ですから、むやみにサプリメント等でコラーゲンを摂取した場合、消化器官に負担をかけてしまうことになる場合がありますし、何より「自分の体内で作られたコラーゲン」が一番身体によいのは間違いありません。
じゃあどうしたらいい?答えは簡単。体内で作り出せばいいのです!
本来、人間の身体にはコラーゲンを生成させる機能がもともと備わっています。
コラーゲンは摂取したたんぱく質からアミノ酸にに分解され、体内に吸収されていきます。
このうち、「ヒドロキシプロリン」というアミノ酸が多く含まれているのが「コラーゲン」となるのです。
作られたコラーゲンは、古くなると再びアミノ酸へと分解され、新たなコラーゲンを生成するという新陳代謝を繰り返していますが、この「新陳代謝」は年齢と共に周期が遅くなり、40代では20代の約2倍!の時間がかかるようになると言われています。
コラーゲンを作り出すには「たんぱく質」と「ビタミンC」を一緒に摂取する
先に説明したように、コラーゲンの元となるアミノ酸を作り出すのは「たんぱく質」です。
ですから、食事はできるだけ良質なたんぱく質を食べるように心がけましょう。
食品では、脂身の少ないヒレ肉や鶏のささ身、また、マグロやカツオもカロリーが低くお勧めです。
納豆や豆腐などの乳製品もタンパク質が豊富ですが、できれば動物性のタンパク質を摂
と良いでしょう。というのも、動物性たんぱく質は身体への吸収率が高く、植物性が40%であるのに比べ、動物性は80%の吸収率があるといわれています。
また、コラーゲンを生成する際にビタミンCも必要とされるので、たんぱく質と一緒にビタミンCも一緒に摂取することも覚えておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
コラーゲンは簡単に食事から作り出せることができるのです。
「自分オリジナル」のコラーゲンで、もっともっと美しい肌を目指しましょう!