2015.10.21
キャサリン妃も実践!なぜか太らないパリジェンヌ流ダイエットって?
今年5月にシャーロット王女が誕生し、幸福感あふれるロイヤルファミリーとして、世界中から注目を集めているキャサリン妃。ウィリアム王子と同じ大学であった彼女が、その美貌と知性で彼のハートを射止め、結婚に至ったということはみなさんもご存知の通り。
そんな現代版シンデレラストーリーを叶えた彼女が、美の総仕上げとしてロイヤルウェディング前に行ったダイエットをご紹介します。
ロイヤルウェディングで採用されたダイエット
キャサリン妃が行ったヘルシーなダイエットは「デュカン・ダイエット」。隣国であるフランスで生まれたこのメソッドは、1980年代にフランスのモンパルナスで内科医をしていたデュカン氏によって確立。医師の観点から、ダイエットに何回も挫折した人やどの方法でもリバウンドしてしまった人に向けて考案されました。ルールを守れば、美しく健康的に、しかも確実に体重を落とせると当時のフランスでは空前の話題になり、現在までに世界700万の人々に愛されるメソッドになりました。
4つのタームの特性を理解して早速実践!
デュカン・ダイエットは4つのタームに分かれており、それぞれに食事のメニューが異なります。早速その方法をみていきましょう。
【激落ち段階】
3大栄養素のひとつであるたんぱく質のみを摂取します。たんぱく質の純度が高い赤身の肉、臓物、魚介類、卵、低脂肪ハム、無脂肪乳製品、甲殻類を摂り、確実に体重を落とします。水は1日につき1.5L飲み、これを1~3日継続します。
【ゆる落ち段階】
高タンパク質の食事⇒高タンパク質+野菜の食事を目標体重に到達するまで交互に繰り返します。水も引き続き飲みましょう。
【現状維持段階】
ゆる落ち期間の食材に全粒粉のパン、フルーツ、チーズをプラス。さらに週に2回までであればご褒美食材を食べてもオーケー。体重を元に戻そうと機会をうかがっている身体に、新しい体型を定着させます。
【体重定着段階】
週に1回のみ、高タンパク質の食事を摂る日を設けます。ポイントとしては週によって曜日を大幅に変えないこと。木曜日など、仕事上の付き合いが少ない日を自身で設定するようにしましょう。
たくさん食べるパリジェンヌを見習おう!
このダイエットを成功させる最大のコツは、タンパク質が含まれている食材をきちんと理解して、お腹いっぱいになるまで食べるということ。他国よりもワークアウトの施設が少なく、さらに食べることが大好きなパリジェンヌに愛されるのも納得です。また、新鮮な水分もこのメソッドには欠かすことの出来ない要素。タンパク質と水のコンビネーションは、セルライトを燃やす効果があるので各タームでたっぷりと摂るようにしましょう。
現在キャサリン妃はロイヤルウェディング前に手に入れた体型をキープしつつ、妊娠前後はローフードなどの食生活を実践しているんだそう。状況や目的に合わせて、ボディメイクし続けるマインドが、常に美しくあり続けるための秘訣なんですね!
キャサリン妃とパリジェンヌのお墨付きダイエット、ぜひ実践してスッキリとしたボデイを手にいれましょう♡
参考文献:著 ピエール・デュカン 訳 福井久美子『パリジェンヌ流 デュカン・ダイエット』(講談社)