2015.11.03
アンチエイジングに効く!!「今」摂りたい食材4つ
女性の身体は30代後半からホルモンのバランスが崩れてきます。それに伴う体の不調、お肌の悩み・・・
逆に言えば、今までの乱れた生活を見直す良い時期ともいえます。
特に食事は大切なキーワード。
そこで今回は、アンチエイザーにお勧めの食材をご紹介します!
効率よく栄養分を吸収する、理想的な食べ方
年齢とともに起こるさまざまな身体の変化と上手につきあっていくには、食事が重要なポイトとなります。
身体をいきいきと保つのに必要な栄養成分をしっかりと摂ることが大切です。
その為のポイントをいくつかご紹介しましょう。
まずは、「栄養素をしっかりと摂り、摂取エネルギーは控えめに」。
年齢と共に基礎代謝が落ちてきている身体には、体調を整える栄養素はしっかりと摂りながら摂取カロリーの低い食事が理想的です。
また、メインのおかずでタンパク質をしっかりと摂ることも心がけましょう。
タンパク質は、肌や髪、骨、筋肉などの材料となる大切な栄養素です。魚や脂身の少ないお肉などがお勧めです。
そして食事の基本は「ご飯+主菜+副菜+汁物」。摂取エネルギーを抑えるといっても、副菜を添えるなどしてバランスの良い食事を。
規則正しい食事は、年齢と共に崩れやすくなる自律神経のリズムを整えるのに効果的。
また、食べて消化するという行為もエネルギーを消費するので、食事を抜いたり時間が不規則になるのは、代謝の面からもお勧めできません。
とはいえ、あまりストイックになる必要はありません。
ストレスが溜まり、逆効果となる場合もありますから、カロリーを抑えた間食やティータイムで気持ちをリラックスさせるのも良いでしょう。
そこで、アンチエイジングに効く「今摂りたい」食材をいくつかご紹介したいと思います。
アンチエイジングに効く、おすすめ食材4つ
ごまには、白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマなどいろいろ種類がありますが、ごまに含まれるゴマリグナンには活性酸素を撃退するパワーがあるということで、安置エンジングにはもってこいの食材です。ゴマリグナンに多く含まれるのが、あのセサミンです。
摂取量の目安は大さじ1~2杯程度。
料理にも取り入れやすく、ほうれん草のごま和え、きんぴらゴボウなどにすれば食物繊維や鉄分も一緒に摂取できますね。
野菜の中ではダントツにビタミンEの含有量が多く、皮膚細胞の酸化が予防でき、シミ、くすみ、そばかすを減らす効果があります。
また、ビタミンEには抗酸化作用があるため、体内にできた老化の原因ともなる「活性酸素」を中和する働きがあるため、まさにアンチエイジングフードとして優秀な食材といえるでしょう。
脂溶性のビタミンのため、煮物よりも炒め物などにするとより効率よくビタミンEが摂取できます。
背の青い魚には、EPA・DHAという、さらさら成分が含まれていることは有名ですね。
中でもまぐろは、あじに比べて約10倍ものEPA・DHAが含まれています。
EPA・DHAは主に、脂身に含まれていますので、まぐろは赤身よりもとろ(脂身)を選ぶとよいでしょう。とろは赤身に比べ20倍もの脂身がありますので、より多くのEPA・DHAを摂取できるのです。
これからの季節には、汁ごと食べられる鍋などもお勧めですよ。
納豆は言わずと知れた、健康栄養食品ですね。
納豆に含まれる栄養素は、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンや、血栓の溶解作用が認められているナットウキナーゼなど、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。
なかでも注目したいのが「ポリグルタミン酸」という保湿効果を持つ成分。
その保湿効果はヒアルロン酸の10倍!とも言われており、お肌のハリが気になる方にはぜひ毎日取り入れて欲しい食材です。
余談ですが、納豆は買ってすぐ食べるより、賞味期限ぎりぎりのものを食べる方が発酵が進んでおりより効果的なのですよ。
これらの食材は、エイジングを気にする方だけでなく、美容を気にする女性には是非とも取り入れて欲しい食材です。
どれも手軽に手に入れられるものばかりですから、普段の食事に積極的に取り入れましょう。
参考書籍:アンチエイジングの食事術5アンチエイジングの「食」の本 (オレンジページムック―元気がでる「食」の本アンチエイジングの食事術)