2015.10.27
超ラクチン!歩く速度で走る「スロージョギング」でダイエット!
ジョギングはダイエットにも身体にもいい…わかってはいても、なかなかできないあなた。
そんなあなたには、歩く速度でゆっくり走る「スロージョギング」がお勧め!
疲れないから続けられる、「スロージョギング」を紹介します。
スロージョギングが疲れないワケ
スロージョギングが疲れない秘密は、筋肉の中の「遅筋」を使うからです。
筋肉には「早筋」と「遅筋」の2種類があり、短距離走やリフティングなどの瞬発力を必要とするときに使われるのが「早筋」であるのに対し、「遅筋」は長距離走など長い時間運動を続ける時に使われる筋肉です。
その為、スロージョギングは疲れを感じにくく長く走り続けることができるからです。
こうして、ラク~に走っているうちに脂肪がどんどん燃焼するカラダになっていくのです。
1日20分で5kg減も!
歩く早さなら、ウォーキングでもよいと思いがち。でも、スロージョギングの消費カロリーはウォーキングのなんと1.6倍!だからダイエットに抜群の効果があるんです。
この消費カロリーを脂肪の量に換算すると、1日20分、1年間行った場合には5kg減の計算に。
また、同時に筋肉内の毛細血管も増えていきますので、筋肉のすみずみまで血液によって栄養や酸素が運ばれ、糖や脂肪が効率よくエネルギーとして消費されるようになります。
こうして血管が若返ることによって、さらにダイエット効果が期待できるのです。
スロージョギングの走り方のコツ5つ
1:背筋を伸ばす
背筋を伸ばすと、足が上がりやすくなります。
これは大腰筋(背骨と押しをつないで太ももを上げる役割をする筋肉)という筋肉が動きやすくなる為です。
2:やや前傾姿勢で
身体を少し前傾させれば、足を前に踏み出そうとしなくても、上げた足を地面に置くだけで足が前に出るので疲れずに前進することができます。
3:足は「蹴らず」に地面を押すだけ
足を蹴り上げると、速筋をつかってしまい疲れる原因に。
足の裏全体で地面を押すくらいの感覚でOK。
4:ニコニコとおしゃべりできるペースで
話ができないほど息があがってしまうのは、ペースが速すぎる証拠なので、「息苦しいな」と感じたらペースダウンしましょう。ペースが速くなってしまうと拍数が上がり心臓や血管への負担が大きくなります。あくまで「ゆっくり走る」をこころがけて。
5:途中で歩いてもOK!
つい早く走ってしまい、息があがってしまったら、歩いてもOK。
息が整ったら、前よりもペースを落として、再び走り始めましょう。
いかがですか?運動に抵抗がある方も、スロージョギングは1日20分走るだけでも効果が期待できるダイエット方法です。たとえばコンビニやスーパーに買い物にいくまでの道のりをスロージョギングにしてみませんか?
参考書籍:NHKためしてガッテン科学のワザで確実にやせる。―失敗しない!目からウロコのダイエット術 (主婦と生活生活シリーズ)